海外でも必須のネット。多くの人が利用を検討するのが「楽天モバイルの海外ローミング」です。
楽天モバイルの海外ローミングは、毎月2GBまで無料で使える点が魅力的。
しかし、本当に使えるのか?気になりますよね。筆者もそう思って実際にヨーロッパで使ってみました。
結論からお伝えしますと、9割以上の場所で問題なく使えました。
ただし、注意点があるのも事実。
そこで当記事は、楽天モバイルの海外ローミングを使った感想や注意点、海外で使う方法をまとめました。
頻繁に海外旅行や出張をする人は手軽にネットを確保する手段として契約しておくのもおすすめです。
これからヨーロッパに滞在する方は参考にしてください。
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結論:ヨーロッパ旅行は楽天モバイルの「海外ローミング」が最強
冒頭でもお伝えしたとおり、楽天モバイルの海外ローミングは毎月2GBまで無料です。
2GBを使い切ったあとは通信速度が制限されます。1GBあたり500円でデータ容量チャージも可能です。
もともとプラン料金に2GBの海外ローミングが含まれているため、国際電話とかけたり、自分でデータチャージをしたりしない限り、高額請求がくることはありません。
海外ローミングが利用できるヨーロッパの国・地域は以下のとおりです。
アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア※2024年4月時点
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ヨーロッパで楽天モバイルを使った感想
ここでは筆者がヨーロッパ内で楽天モバイルの海外ローミングを利用した感想をまとめました。
ドイツで使った感想
ドイツで楽天モバイルの「海外ローミング」を使ってみたのですが、街中では十分使えました↓
海外ローミングは、日本でいう「ドコモ」や「ソフトバンク」、「au」のような現地のキャリア回線に自動接続する仕組みです。
ドイツでは「vodafone」や「Telekom」など複数の回線が利用できるようになっています。
ただし、田舎の方に行くとネットが使えない時もありました。住んでわかったのですが、ドイツのネット環境そのものがあまり良くないからです。
「本当にヨーロッパの経済大国か⁉︎」と思いたくなるほど、ネットが遅かったり、場所によってはネットがなくなったりします。
とはいえ、観光ですと田舎を訪れることはあまりないので、問題なく使えるでしょう。
1日の使用量は1GB以下でした。
▼主に利用したもの
- Googleマップ
- ネット検索
- LINEやSNSの確認
「マップはかなりの容量を使うのでは?」と思ったのですが、思ったほど使用していませんでした。
2泊3日程度の滞在ですと、無料の2GBで足りるでしょう。
イギリスでも使えました
乗り換えで利用したイギリスの空港。
試しに海外ローミングをオンにしてみると、つながりました↓
ただ、1回目の接続ではうまくいかず、2回目の接続でつながりました。
1回で繋がらない場合は、何回か接続しなおすと繋がる可能性が高いです。
フィンランドの空港では使えず
フィンラインドの空港でも試したのですが、残念ながら使えませんでした。
3回ほど繋ぎ直しても、ダメでしたね…
楽天モバイルだけではありませんが、海外ローミングは接続する場所や現地のネット環境によって左右される場合もあります。
万が一に備えるためには、最低限必要な情報は前もって調べたり、スクショしたりしておくと安心です。
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楽天モバイル海外ローミングの口コミ・評判
スクロールできます→
コロナ明けほぼ月1で海外に行ってますが楽天モバイル無敵です。😇
韓国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポール、香港、
イタリア、チェコ、ドイツ、
ポーランド全て使えます。
日本より電波状態良い気がします。2〜3泊なら2Gで足ります。(^^)— 花ちゃん11 月1回海外行きたい⁉️ (@sasaki0902_11) June 12, 2024
10月末から先日まで日本、シンガポール、ドイツ、イタリア、オーストリア、スペイン、チェコ、ハンガリー、台湾を回りました。
楽天モバイル、どこでも何の設定もせずに通じて超助かりました。
基本料金に毎月2GBのデータ使用料が含まれていて、追加したいときは1GB=500円。とにかく楽ちんでしたよ。— グチ (@guchi10) January 17, 2024
実は無料の時から自分は楽天モバイルにしており、イタリアでもフランスでもオーストリアでも快適に使えており満足です。妻の分をどうしようかと悩んでおります。たまに日本時間の夜中にこう言う表示が出てしまいますが。 pic.twitter.com/PkrHWpqyOY
— Shuji Mochida (@ShujiMochida) December 20, 2023
ヨーロッパ滞在中のデータ通信ですが、今回から楽天モバイルを使ってみました😁
通話は全く利用無しで、外出中のデータ通信もGoogle MAPとドイツ鉄道の検索アプリ、翻訳ソフト、航空会社アプリくらいしか使いません。
これらの使用だけなら全く問題無いレベルです。#海外モバイル通信 pic.twitter.com/8BDV5yirlA
— AT787 (@automatic787) August 9, 2022
今回のイタリア旅行ではモバイル通信には契約中の楽天モバイルの海外ローミングを利用したんですが、無料枠の2GB以内で済んだので実質コストゼロで済みました。以前はポケットWi-Fiやら海外SIMを調達しなきゃいけなかった記憶がありますけど、こういうところでもずいぶんと海外に行きやすくなったなぁ pic.twitter.com/gJq8c1GDJw
— たいふぉん (@typhon23) February 21, 2023
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楽天モバイルの「海外ローミング」を使う方法
ここでは実際にヨーロッパで楽天モバイルを使う手順をまとめました。
やることはたった2つ。初めて使う方でも迷わないように、画像を使って解説していますので、順番通りに実践してみてくださいね。
- 出国前:海外ローミングをオンにする
- 海外到着後:スマホの設定からデータローミングをONにする
出国前:海外ローミングをオンにする
出国前に楽天モバイルのマイページ「my楽天モバイル」にアクセスして、「契約プラン・オプション設定」をタップ。
「海外ローミング」をオンにします。
データ高速モードはONのままをおすすめします。オフにすると正直、通信速度が遅すぎて使いにくかったです。
到着後:スマホの設定からデータローミングをONにする
海外到着後、スマホの設定→「モバイル通信」をタップ。
「通信のオプション」をタップして、「データローミング」をオンします。
あとは自動で現地のネットにつながりますよ。
帰国後はmy楽天モバイルとスマホの海外ローミングをOFFにするだけです。
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楽天モバイル「海外ローミング」のデメリット
海外で電話をかけたり、2段階認証で国際SMSを利用する可能性もあると思います。
注意したいのは、楽天モバイルの国際通話・国際SMSは一部のみ無料です。
以下に当てはまる場合、海外でも無料で利用できます。
国際SMS受信(OS標準アプリ)は無料
「Rakuten Linkアプリ」は楽天の通話専用アプリ(無料)です。
特に気をつけたいのが相手がRakuten Linkアプリ以外の場合ですね。
- 海外→海外への通話
- 国際SMS送信(Wi-Fi未使用の場合)
上記2点が有料になります。
特にホテルへの連絡やお店の予約などで通話が必要になるかもしれません。
もし海外の電話番号にかけたい場合は、65の国と地域で使えるオプション「国際通話かけ放題月980円」があります。
Rakuten Linkアプリを利用した通話のみ対象です。国際電話が必要な方はオプション追加の検討をオススメします。
楽天モバイル「海外ローミング」のメリット
ポケットWi-Fi・海外用プリペイドSIMよりお得に使える
2GB無料+3GB追加
2024年7月時点の価格
利用するサービスや滞在先によっても異なりますが、ポケットWi-Fiや海外用SIMカードよりもお得に利用できるでしょう。
ポケットWi-Fiのような受け取り・返却も、海外用SIMカードのような差し替えも必要ありません。
お得にネットを確保したい方は、楽天モバイルの海外ローミングをオススメします。
追加料金なしで使える
楽天モバイルは通常料金のまま「海外ローミング」も使えます。
▼楽天モバイル「最強プラン」の税込価格
※家族プラン適応(2024年4月時点)の場合
元々の料金が安いだけではなく、月2GBまでなら海外で使っても追加料金はかかりません。
1GBでできること(一例)↓
- Webサイト:約3,000ページの閲覧
- LINE:テキストメッセージ:50万回
- 地図アプリ:約5.5時間
実際に使ってみて「2泊であれば無料2GBの範囲内でいけそうだな」と思いました。
もちろん画像や動画をアップロードしたりダウンロードしたりするのは容量を使います。
可能な限りお店やホテルに着いた時にフリーWiFiを使うのがおすすめです。
容量を超過してもデータチャージできる
楽天モバイルの海外ローミングは無料の2GBを超えると、通信速度が制限されてしまいます。
速度制限がかかると、残念ながらあまり使いものになりません。スピードが遅すぎて、ページが開かない、開いても数分待つ感覚です。
ただし、楽天モバイルは1GB500円でチャージできます。チャージ手順はたった2つ。
- my楽天モバイルにログインする
- データチャージから追加する容量を選ぶ
あとは「購入する」をタップするだけです。
関連記事 》ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM3選
当日開通も可能
この記事を読んでいる方の中には、楽天モバイルを検討している方もいると思います。
楽天モバイルは契約から開通までもスピーディーです。申し込みから最短2日で使えるようになります。
▼申し込みから利用開始までの目安
開通までの時間は乗り換え(MNP)の受付時間によって異なります。
公式サイトより↓
午前0時~午前8時59分:午前9時以降当日中に開通
午前9時~午後9時:当日中の開通(午後9時直前は翌日開通になる場合もあり)
午後9時01分~午後23時59分:翌日午前9時以降
出国まで時間がなくても、短時間で乗り換えできるので安心です。
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楽天モバイル海外利用に関するよくある質問
ここでは、楽天モバイルの海外利用に関する質問をまとめました。
高額請求されるのでは?
海外ローミングをオンにすると高額請求のイメージがありますよね。
しかし、楽天モバイルですと、データ使用に関して自分でチャージしない限り高額になることはありません。
注意したいのは、国際通話と国際SMSです。場合によっては、費用が発生するかもしれません。
ただし、楽天モバイルは最大2万円で止まるようになっています。
5,000円を超えるごとに一時利用停止、2万円で完全に利用停止です。
通話料やSMSの料金について詳しく知りたい方は、公式サイトで確認できます。
渡航後の利用量は、my楽天モバイルから確認できるので、不安な方はチェックしておくと安心です。
海外で繋がらない場合は?
楽天モバイルの海外ローミングが繋がらない場合、my楽天モバイルとスマホの設定どちらも海外ローミングが「オン」になっているか確認してみてください。
オンになっているけど繋がらない場合は、スマホの設定から、
- 「ネットワーク選択」をタップ
- 自動をオフにする
- 利用するネットワークをタップする
とつながる可能性があります。
楽天モバイルはヨーロッパでも利用できます
今までは海外ローミングというと、高いイメージがありましたが、楽天モバイルを利用してからは「めちゃ便利!」と手のひらを返しました。
「2GB無料」は最強です。
今回紹介した楽天モバイルを海外で使う方法を実践すると、海外でも手軽、かつ割安でネットが使えるようになりますよ。
使い方を一度覚えると、2回、3回目以降は楽勝です。海外でも日本国内でも楽天モバイルを活用していきましょう。
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