「何を持っていけばいいんだろう?」
初めてのヨーロッパ旅行。ワクワクしつつも、悩むの持ち物。
「ヨーロッパ現地で調達すればいい」と思っても、慣れない国での買い物は大変です。日本でしか手に入らないアイテムもあります。
到着してから「これ持ってくればよかった」と後悔するのは避けたい…
そんな声にお答えして、今回は「ヨーロッパ旅行の持ち物リスト」をまとめました。
当記事を読むと、ヨーロッパ旅行の持ち物がわかります。
また、一覧表にはチェックボックスをつけているので、忘れ物防止にご活用ください。
早めに準備して、ヨーロッパ旅行を思いっきり楽しみましょう。
ヨーロッパ旅行に必須の持ち物:貴重品
貴重品は海外旅行の中で最も重要な持ち物です。
「もう知ってるよ」という声が聞こえてきそうですが、知っているからこそ、油断しがちな貴重品。
特にヨーロッパ旅行となると不安なのが、スリだと思います。
残念ながら、他の地域よりも盗難が多い点は否めません。
盗まれたり、紛失したりすることのないよう、肌身離さず持っておきましょう。
詳しい対策を知りたい方はこちら↓
パスポート
海外旅行において、絶対に欠かせないパスポート。
空港でのチェックインはもちろん、入国審査でも必須です。
パスポートを忘れると出国できないため、家を出る前に必ず、確認しましょう。
現地通貨
ヨーロッパはカード払いが普及しつつありますが、現金も必要不可欠です。
一部の有料トイレやレストランなど、中にはカード払いできない場所もあります。
また、通常はカード払いできる場合でも、カード決済の機械が故障していて、現金しか使えないケースもあります。
「カード払いで」
と店員に告げると、一言。
「さっきカードの機械が壊れて、現金払いしかできません」
これは筆者の経験談なんですが、ヨーロッパでは、こんなこともあるんです。
もし、現金を持っていなかったら、困ってしまいますよね…
支払いの「万が一」に備えるためには、必要最低限の現金は必須です。
「必要最低限っていくらなの?」
いくら持っていくか迷っている方は、下記にまとめています。
クレジットカード
現金と同様、クレジットカードも忘れずに持っていきましょう。
カード払いしか対応していない場所も増えているからです。
また、クレジットカードというと、安全面から「一枚だけ持っていこう」と思いがちですが…
カードが弾かれたり、紛失したりする可能性はゼロではありません。
万が一に備えるためには、最低でも2枚持っていくのがオススメです。
「え、カード一枚しか持ってない」
という方は、下記にヨーロッパ旅行におすすめのクレジットカードをまとめています。参考にどうぞ。
スマホ
海外旅行においてネットは救世主です。
マップを見たり、調べものをしたり、日本にいる時よりもネットを必要とする機会は多いもの。
スマホを忘れずに持っていくのはもちろん、海外でもネットが使えるように準備しておきましょう。
ネットを確保する手段はレンタルWi-FiやSIMカードなどいくつかありますが、おすすめはeSIMです。
eSIMですと、SIMカードを入れ替える必要はありません。また、あレンタルWi-Fiのように持ち歩く必要もありません。
手続きから設定まで、全てネット上で完結。
「どのeSIMがいいの?」
「本当に使えるの?」
という方は下記をご覧ください。
ヨーロッパ旅行の持ち物:カバンと衣類
一人分の目安
(洗濯する方)
(必要な方)
観光中に持ち歩くカバンは、斜めがけバックかリュックがオススメです。
また、衣類は持ち物の中で容量の大きいアイテムになります。
特に冬に旅行する場合は、かさばってスーツケースの場所も取りがち…
そこでオススメなのが圧縮袋です。
行きはそのままで良いかもしれませんが、帰りはお土産が増えるでしょう。
圧縮するとスーツケース内を整理整頓できて、スーツケース内のスペースを有効活用できます。
「これスーツケースに入るかな?」
「これ欲しいけど持って帰れないかも」
など、スーツケースのスペースを気にせずにお土産の購入も可能です。
ヨーロッパ旅行の持ち物:家電類
一人分の目安
(必要な方)
(必要な方)
(必要な方)
家電も海外旅行において欠かせないアイテムの1つですよね。
ヨーロッパは大抵「Cタイプ」ですが、国によってコンセントの形が異なる場合があります。滞在先に対応した変換プラグを用意しておきましょう。
「確認、めんどくさいな」
という人は、下記の全世界対応の変圧器がおすすめです。
また、モバイルバッテリーをこれから購入する方にオススメなのが「Anker」です。
大きさはクレジットカードほど、重さは卵3つ分。持ち運びも楽々です。
ヨーロッパ旅行の持ち物:日用品
一人分の目安
(必要な方)
(生理用品など)
旅行中も普段使っているものがあると、安心ですよね。
現地でも調達できますが、相性や好みがあるので、日本から持っていくのがオススメです。
宿泊先のアニメティも、持っていくかどうかの判断基準になるでしょう。
また、旅行中は日本と異なる環境での生活になるので、健康面において想定外のトラブルが起こる可能性もあります。
不安な方は風邪薬などの常備薬を持っていきましょう。
ヨーロッパ旅行にあると便利なもの14選
ここからは、ヨーロッパ旅行にあると便利なものを紹介します。
セキュリティポーチ
スリ対策の鉄則は、お財布やスマホなど貴重品を見せないこと。
そこで役立つのがセキュリティーポーチです。
下記のセキュリティポーチですと洋服の中に隠せます。
また、取り出しもしやすい設計になっているので、支払いでアタフタする心配は入りません。
もちろんセキュリティポーチを使ったからといって、リスクがゼロになる保証はありませんが…
少しでも安心してヨーロッパ旅行を楽しみたい方はセキュリティーポーチの活用をおすすめします。
荷物はかり
スーツケースの重さを計るためのアイテムです。
最初は「いらんやろ!」と思っていたのですが、今では欠かせないアイテムになってます。
というのも、国際線の受託荷物は重さに制限があるからです。
「少しオーバーしても多めに見えてもらえるだろう」と思いたいところですが、これが意外と厳しめです。
重量制限を越えると下記2択になります。
- 超過料金を払う
- その場で中身を出して軽くする
超過料金は航空会社によって異なりますが、3,000円以上がほとんど。
たった1kgの超過でも3,000円を払うと思うと、正直もったいない…
また、他の人がいる空港でスーツケースを広げるのも気が引けるでしょう。
そんな悩みを解決してくれるのが「荷物はかり」です。
事前に測っておけるので、超過料金を支払ったり、スーツケースを広げたりせずに済んでます。
ネックロッピー
機内を快適に過ごすための必需品が「ネックロッピー」です。
仮眠をとる時間があるのですが、その際に頭を固定するものがありません。
隣の人との距離も近いため、座りながら寝ている間に、他の人に寄りかかってしまう可能性もあります。
イメージとしては、電車の中でうとうと寝る感じですね。
しかし、ネックロッピーがあると頭と首を固定できるので、リラックスして仮眠をとりやすくなりますよ。
特に飛行時間が長いヨーロッパ線。
機内でしっかり休めると、ヨーロッパ到着後も元気に活動できて、旅行を思う存分楽しめるでしょう。
これから購入する場合は、下記のような軽量&コンパクトのものがオススメです。
筆者は過去に安さを重視して購入してしまったのですが、これが失敗でした。
安いネックロッピーは小さく収納できず、荷物になってしまったからです。クオリティもイマイチで、個人的に寝にくかったです…
持ち運びやクオリティ面からみると、少しお金を出して買った方が得られるメリットは大きいと言えます。
今は筆者も収納できるものを利用してます。
VPN
ヨーロッパ滞在中にTverやAmazonプライムを見たい人はVPNが必要です。
日本のコンテンツ、特に動画関係は海外からアクセスできません。
ヨーロッパからTverを再生しようとすると…
上記のように、真っ暗な画面のまま止まってしまいます。
また、Yahoo! JAPANもヨーロッパでは使えません。
「見れないのは困る…」を解決してくれるのがVPNです。
VPNの詳細は下記にまとめています。
ウェットティッシュ
「ウェットティッシュ?」
と思ったかもしれませんが、ヨーロッパには「おしぼり文化」がないからです。
レストランに行ってもおしぼりは出てきません。
食事前に手を拭いたり、食べ終わった後に口を拭いたりしたい人は持参をおすすめします。
カトラリーセット
スーパーで惣菜を買って食べる場合は、カトラリーセットがあると便利です。
日本ではお箸やスプーンが無料でもらえますが、ヨーロッパは何も付いてきません。
一部のスーパーでは惣菜コーナーの近くに置いてありますが、必ずあるとは限りません。
もちろん現地でスプーンやフォークを買う方法もありますが、ケースに入っているものはごく稀です。
少しでも出費をおさえるためには、日本から持っていくのがオススメですよ。
エコバック
日本と同様、ヨーロッパもビニール袋は有料です。
スーパーやお土産やで買い物する場合は、エコバックがあると便利ですよ。
もちろんヨーロッパでも購入できますが、日本ほどのクオリティは保証なし。
物価も日本と比べると高い傾向にあるので、持参しておくと安心して買い物できるでしょう。
保湿クリーム・ボディオイル
ヨーロッパの水は「硬水」です。水の質が異なります。
筆者は日本と水質が違うせいか、ヨーロッパに来て数日で肌がカサカサに。今でもボティクリームは欠かせません。
個人差があるのでなんとも言えませんが、保湿クリームなどを持ってきておくと安心できるでしょう。
ちなみに機内に持ち込む場合は100ml以下である必要があります。ないといけません。
100mlの容器に入れ替えるか、100ml以下のものを購入しましょう。
筆者はヴェレダのボディオイルを使ってます。風呂上がりにオススメです。
フットレスト
ヨーロッパ線は10時間など、機内にいる時間が長くなります。
特に長時間座ったままとなると、困るのが「足のむくみ」です。
「いやいや、大したことないでしょ」
というツッコミがきそうですが…
座りっぱなしって、思っている以上にきつい。何より寝にくい。
そこで愛用しているアイテムが、機内のむくみ防止グッズ「フットレスト」です。
いわゆる、足の置き場。
もちろん「ヨーロッパに来るのは今回だけ」という人にはおすすめしません。使う機会がないので。
ただ、「今後もヨーロッパに来るかもしれない」という方は購入をおすすめします。
スリッパ
機内やホテルで活躍するのがスリッパです。
機内はむくみやすく、靴を履いたままはきついかもしれません。
また、ヨーロッパのホテルはスリッパがないのが一般的。マイスリッパがあると機内やホテル滞在を快適に過ごせますよ。
中でも使い捨てスリッパですと、旅先でそのまま捨てて帰れて、便利です。
サングラス・帽子
ヨーロッパでは日傘を差す習慣がありません。
紫外線対策したい方はサングラスや帽子の持参をオススメします。
中でもイタリアなど南ヨーロッパに行く方は、太陽の光が強くて目が痛くなったり、紫外線が気になったりする場合があります。
折りたたみ傘
ヨーロッパの天気は晴れたり雨が降ったり、コロコロ変わりやすいです。
1日中雨が降ることはほぼありませんが、心配な方は折りたたみ傘があると通り雨に備えられます。
現地でも傘は買えますが、日本のコンビニのように気軽には買えません。
ちなみに、現地の人はほぼ傘を使わず、洋服についているフードをかぶる方が多いです。
ワイヤーロック
ヨーロッパ内を電車で移動する方にオススメなのがワイヤーロックです。
小さめのカバンは日本と同様、頭上の荷物置きに入ります。目の届く場所に置けるので安心です。
ただし、スーツケースは車両の真ん中や入り口付近の置き場におくことになります。
置き場の近くに座れる場合は安心ですが、離れた場所に座るとなると、不安なのが「盗まれないか」です。
ヨーロッパは日本ほど治安が良くないため、スーツケースそのものが盗まれる可能性がある点は否めません。
ワイヤーロックを使うと荷台にスーツケースを固定しておけるので、安心して移動できますよ。
和食(インスタント)
ヨーロッパは「パン」が中心です。
中には「ご飯と味噌汁が食べたい」など、日本食が恋しくなる人もいます。
スーパーに行けば、寿司やおにぎりが売られていますが、美味しさの保証はありません。
湯沸かしポットがホテルにある場合は、インスタント味噌汁などの和食を持ってきておくと安心です。
【持ち込み別】ヨーロッパ旅行持ち物リスト一覧
ここでは、上記で紹介した持ち物を預ける物と機内に持ち込むものに分けてまとめました。
スーツケースに入れて預けるものはこちら↓
一人分の目安
※必要な人のみ
機内に持ち込むもの一覧はこちら↓
一人分の目安
※必要な人のみ
スキンケアなど液体を機内に持ち込む場合は、100ml以下である必要があります。
また、乗り換えがある場合は、荷物検査で液体を出すよう言われる可能性が高いです。
ジップロックに入れておくと、取り出しやすく、液漏れも防げるのでオススメ。
上記はあくまでも目安ですが、参考にして忘れ物がないように準備しましょう。
ヨーロッパ旅行の持ち物リストまとめ
今回はヨーロッパ旅行の持ち物を解説しました。
一覧は以下のとおりです。
▼ヨーロッパ旅行の必需品
一人分の目安
※必要な人のみ
▼あると便利なもの
上記のリストを基準にして早めに準びに取り掛かりましょう。
普段使っているものがあれば、追加してくださいね。