海外在住者にとって一時帰国は嬉しい反面、SIMは悩ましい問題ですよね。
SIMといっても値段はピンからキリまでありますし、滞在日数や容量など、チェックすることがたくさんあります。
「できるだけ費用を抑えて、かつ使い勝手の良いものを使いたい」
しかし、どれがいいのか分からない…
実はここ最近、海外在住者にとって便利でコスパの優れたSIMが続々と登場しています。
そこで今回は、一時帰国におすすめのSIMを体験談を元にまとめました。
当記事を読むと、自分に合ったSIMがわかるので、日本滞在をより楽しめますよ。
これから一時帰国する方は参考にしてください。
一時帰国中のSIMの選択肢2つ
プリペイドSIM
プリペイドSIMは、日本でネットのみ利用する人や外国人パートナーにおすすめです。
プリペイドSIMはあらかじめデータ容量と利用期限が決まっていますが…
設定は説明書の手順にそって進めるだけ。使い切りカードのため、解約手続きも必要ありません。
少しでもお得に購入したい場合は日本の楽天市場やAmazonでの注文がおすすめです。
特にAmazonですと空港で受け取れるものが多いので、帰国後すぐに利用できますよ。
受け取り期限は次のとおりです。
▼実際に使ってみた感想
通信速度:早くてストレスなく使えました
容量(10GB):SNS利用やネット検索には十分!むしろ余りました
設定にかかった時間:3分くらい
利用する際はSIMピンを忘れずに。
デメリットは、電話番号を取得できない点です。
電話番号がないと、一時帰国中のレストランの予約やレンタカー利用で困るかもしれません。
どうしても電話が必要な場合は、下記3つの方法があります。
- 日本の家族の電話を借りる
- スカイプ電話を使う
- プリペイド音声SIMを購入する
とはいえ、いつも家族の電話が借りられるとは限りません。プリペイド音声SIMは5GB7,400円〜とかなり値段が上がってしまいます。
一番の有力候補としては、スカイプ電話になるでしょう。月500円ほどで電話できるようになります。
とはいえ、0120や119などには発信できないため、いざという時に困る可能性がある点は否めません。
格安SIM
日本の電話番号が欲しい方や費用を抑えたい方におすすめなのが楽天モバイルなどの「格安SIM」です。
格安SIMは電話番号を取得できます。費用もプリペイドSIMに比べると割安です。
「え?海外在住者も使えるの?」
筆者が楽天モバイルを利用した際に必要なものは以下の3つでした。
- 日本の身分証明証(運転免許証かマイナンバーカード)
- 日本の住所
- 支払い手段(クレジットカードや一部のデビットカードなど)
どの格安SIMを利用するかによもよりますが、思ったよりも条件をクリアしやすかったです。
「どのくらい安いのか?」SIMカードと格安SIMの楽天モバイルを比較してみました。
+電話つき
調査時点価格
「え?800円しか変わらないのでは?」
と思ったかもしれませんが、楽天モバイルは常にポイント付与キャンペーンがあります。
キャンペーン活用でネット代が実質0円に。
筆者が一時帰国で獲得したポイント↓

楽天ポイントは1P=1円として利用可能。一時帰国のネット代は税込1,078円だったので、ポイントで回収できました。
やはり「お得に使える」に越したことはありませんね。
筆者の楽天モバイル体験談は下記にまとめています。
一時帰国に格安SIMを使う注意点
格安SIMをおすすめできるのは「eSIM」かつ「オンラインでの本人確認」をクリアできる人です。
SIMカードの契約も可能ですが、申し込みからSIMカード到着まで待ったり、開通までに数日かかったりするので、個人的におすすめできません。
eSIMが使えるかどうかは楽天モバイルなどの各公式サイトで確認できます。
サッと確認したい方はこちら↓
2:「モバイルネットワーク」を選択
3:「eSIMを追加」または「SIMカード管理」のような選択肢があればeSIMに対応しています
本人確認は書類とオンラインから選べますが、「オンライン」がオススメです。
オンラインの本人確認は身分証明書と自分の顔写真を撮ってアップするのみ。最短3分で完了です。
本人確認にかかる時間は最短3分~1日ほど。帰国前に申し込みだけ済ませておいて、日本で開通手続きするとスムーズですよ。
eSIMが使える、かつオンライン本人確認をクリアできる人は、格安eSIMの利用を検討してみてください。
eSIMについて詳しく知りたい方は「一時帰国におすすめのeSIM」にまとめています。
SIMカードとeSIMの併用はできる?
現地でSIMカードを使っている方もいると思います。
ご安心ください。
eSIMに対応している機種の場合は、SIMカードとeSIMを併用可能です。
eSIMに対応している機種かわからない方は、下記の3ステップで調べられます。
- スマホの「設定」を開く
- モバイル通信をタップ
- 「モバイル通信プランを追加」または「eSIMを追加」の文字があればeSIM対応端末です
ただし、2つのSIMを1台のスマホで使うことになるので、日本では日本のeSIMを使うように設定する必要があります。
とはいえ、スマホの設定から通話やSMS、データ通信に利用するSIMを選ぶのみ。タップするだけで設定できます。
設定せずに使ってしまうと、現地SIMカードの「海外ローミング」を使う可能性がある点に注意してください。
eSIMを契約したら、すぐに設定しておくと安心です。
一時帰国におすすめの格安SIM
容量無制限なら:楽天モバイル
家族割未使用の場合
3〜20GB:2,178円
20GB以上:3,278円
※アプリ利用の場合
送信:0円※アプリ利用の場合
※最低利用期間なし
調査時点
楽天モバイルは筆者が一時帰国時に利用した格安SIMです。
料金はデータ使用量によって変わりますが、最安値で3GB1,078円/月。
筆者は約3週間の滞在でしたが、ホテルや実家のWi-Fiと合わせての利用ですと、3GBで収まりました。
Rakuten Linkという専用アプリを使えば通話料は無料。通話時間に制限もありません。
使った分だけ支払う仕組みなので、容量を気にする必要もありません。
特に魅力的なのが、容量無制限です。どのくらいデータを使っても、最大3,127円(税込)(割引未使用・2025年調査時点)
プリペイドSIMにも容量無制限はありますが、楽天モバイルのお得さには勝りません。
外出中に動画を見るなど、子連れで帰国する方にもおすすめですよ。
\楽天モバイルキャンペーン情報/
現在、楽天モバイルでは紹介キャンペーン実施中。
下記の条件達成で6,000Pプレゼントもらえます。
- 紹介リンクにアクセス
- 楽天会員にログイン
- プラン申し込み&開通
※申し込みの翌月末日23:59まで - Rakuten Linkで10秒以上通話
※申し込みの翌月末日23:59まで
なお上記リンクから申し込みしても個人情報等は分かりません。ご安心ください。
キャンペーン詳細ページをみる(公式HP)
上記の条件を達成すると6,000ポイントが付与されます。ポイントで一時帰国のネット代が実質無料。
ただし、ポイントがもらえるのは利用から数ヶ月後です。
「解約するとポイントがもらえないのでは?」
「数ヶ月後は帰国してるから意味ないのでは?」
と心配になるかもしれません。
ポイント付与については、キャンペーンの条件を達成後、楽天会員を退会しない限り、獲得対象ですのでご安心ください。
楽天モバイル公式サイトより↓
<楽天会員を退会した場合>
ポイント付与前に楽天会員を退会された場合は、ポイント付与されませんので予めご了承ください。
<楽天モバイルを解約した場合>
楽天モバイルを解約されていても、キャンペーンルールの「対象者・適用条件」を満たしている場合はポイント付与の対象となります。
楽天ポイントに関しては、筆者は楽天Koboの電子書籍購入に当てました。
その他、楽天市場で日本にいる家族のプレゼント購入や楽天トラベルで次回の一時帰国用のホテル予約など。
楽天ポイントは使い道が豊富なので、海外在住でもポイントの使い道に困ることはありません。
実際に利用した感想は別記事で紹介しています。
一時帰国のSIMに関するよくある質問
住所がなくてもSIMカードは契約できますか?
電話番号付きのSIM日本の住所登録が必要です。
データのみのSIMは住所登録なしで使えます。
一時帰国simはコンビニで買えますか?
プリペイドSIMはコンビニでも購入できます。
ただし、安さを重視したい方は日本のAmazonや楽天での購入がおすすめです。
1ヶ月帰国する際におすすめのSIMは?
1ヶ月日本に滞在する場合は、格安SIMやeSIMがおすすめです。
プリペイドSIMよりも割安で使えるケースが多いです。
一時帰国に最適なSIMは日数や容量・目的に合わせて選ぼう
今回は一時帰国におすすめのSIMについて解説しました。
少しでもお得に利用したい場合は、格安SIMがおすすめです。
格安SIMはSIMカードよりも数千円、割安で使えるようになってます。
キャンペーンなどを上手く活用すれば、SIM代を実質0円にすることも可能です。
たったの数千円かもしれませんが、帰国すればするほど、差が開いてしまうのがSIM代です。
自分にピッタリのSIMを利用して、日本滞在を楽しんでくださいね。