「クレジットカードってどうすればいいの?」
「ヨーロッパで日本のクレジットカードって使えるの?」
海外赴任する際の悩みの1つ、それはクレジットカードです。
日本のクレジットカードをどうするか、悩みますよね。
カードなしは不安ですし、かといって持っていけるのかもよく分からない。周りに聞こうにも、お金関連となると、聞きにくい…
筆者も移住前にネットで検索した経験があります。
そこで今回は、ヨーロッパに移住して分かった、現地のクレジットカード事情や注意点、おすすめのクレジットカードをまとめました。
当記事を読むと、クレジットカードの悩みをスパッと解決できます。少しでも安心してヨーロッパ赴任に備えましょう。
合わせて読みたい:海外赴任中の電話番号維持|楽天モバイルで維持するメリット・デメリット
日本のクレジットカードはヨーロッパでも使える?
「日本のクレジットカードはどうなるの?」
引き続き使えるかは「海外転出届を出すかどうか」によって異なります。
転出届を出さない:利用可
転出届を出す:利用できない場合あり
海外転出届を出さない場合は、そのまま利用可能です。住民票が日本にある状態のため、移住後も住所や銀行口座が使えます。
ただし、注意したいのは、1年以上海外に滞在する場合です。
一般的に1年以上、海外に滞在する場合は転出届を出す必要があります。
海外転出届を出すと、住民票を抜くことになるため、クレジットカードの登録に必要な日本の住所が使えなくなるのです。
また、住所が使えなくなると、銀行口座も解約が必要になるかもしれません。
利用者を国内居住者に制限している銀行口座もあるからです。
例えば、ゆうちょ銀行の場合↓
海外に長期赴任予定ですが、ゆうちょ銀行の口座はそのまま保有してもよいですか。
当行におきましては、海外への各種お知らせ方法等がないため、可能な限り、現在お持ちの口座は解約していただくようお願いしております。
銀行口座を解約する場合は、紐づいているクレジットカードも解約が必要になります。
海外移住の銀行口座情報はこちら↓
ヨーロッパに住んでわかった!海外のクレジットカード事情
クレジットカードは海外転出届に左右されるといはいえ、正直、手続きしたり、調べたりするのはめんどくさい…
「ヨーロッパでクレジットカードを作った方が早いのでは?」と疑問に思うかもしれません。
実際にそのとおりです。日本のクレジットカードを海外で使うと発生する海外事務手数料。
ヨーロッパで発行したクレジットカードであれば、現地で使っても事務手数料はかかりません。
ただし、問題が1つ。
クレジットカードの審査です。
ヨーロッパでもクレジットカードを発行するためには審査に通る必要があります。
安定した収入があるかどうか、クレジットカードやローンの利用状況などがチェックされるのですが…日本の情報は海外ではチェックできません。
つまり、海外でチェックできるものがない状態となり、クレジットカードの審査に通らない可能性もあります。
もちろん、長く住めば発行できるようになりますが、赴任後すぐのクレジットカード発行は厳しいでしょう。
クレジットカードを持っておきたい人は、日本から持っていく方が確実です。
ヨーロッパはデビットカード払いが主流
実はヨーロッパでは、銀行のデビットカード払いが主流です。
銀行口座を開設すると利用できるデビットカード。ヨーロッパではよくデビットカード払いする人を見かけます。
「え?そうなの?本当に?」
ドイツでおすすめのクレジットカードついて調べると、必ずといっていいほど銀行のデビットカードが紹介されています。
また、ドイツの銀行調査からも、デビットカードの利用者が現金払いの次に多いことがわかります。
▼ドイツ国内の決済手段
「Payment behaviour in Germany in 2023」のデータを元に作成
日本ではポイントやマイルが貯まるクレジットカードですが、ヨーロッパでは「借金」のイメージが強いそうです。
筆者もヨーロッパに移住してからはデビットカードをよく利用してます。
ポイントなどは貯まりませんが、外貨両替や海外決済の手数料を抑えられる点は魅力的です。
日本でデビットカードを発行していくのも一つの手ですよ。
カードブランドはVISAとMasterCard
日本からカードを持っていく際に注意したいのはカードブランドです。
クレジットカードには主に5つのブランドがありますが、ヨーロッパで利用しやすいのは「VISA」と「MasterCard」の2つ。
カードブランドの利用しやすさはこんな感じです↓
VISA=MasterCard>American Express>JCB=Diners
実際に調べてみても、VISAとMasterCardのロゴが目立ちますね。
ヨーロッパに来てから「カードが使えない…」とならないためには、VISAかMasterCardがおすすめです。
ヨーロッパ赴任におすすめのカード3選
上記の内容をもとに、ヨーロッパに赴任におすすめのカードを3つ厳選しました。
※送料500円〜
2,000ポイント
5,000ポイント
※スタンダードプランの場合
迷った場合は、クレジットカード+Revolutカードの2枚持ちをおすすめします。
筆者は上記3枚とも発行しましたが、正直、「2枚で良かったな」と思いました。
ただし、どのカードが良いかは好みや利用目的などによって異なります。以下では選び方の目安をまとめました。
▼選び方の目安
使いやすさ重視:エポスカード
手数料を抑えたい:Revolutカード
一時帰国利用:楽天カード
エポスカード
エポスカードはヨーロッパでも使いやすい「VISAブランド」のクレジットカード。
エポスカード持っていると、ヨーロッパでの支払面に困ることはない、と言ってもいいほど、使いやすさピカイチのカードです。
それくらいヨーロッパでも重宝しました↓
唯一のデメリットは、ポイント還元率が200円につき1ポイントと、そこまで高くない点です。
正直、ポイ活したい人やマイルを貯めたい人には向いてません。
しかし、年会費無料のため、持っておいて損のないカードです。とりあえずの発行にもおすすめの1枚です。
\オンライン限定/
2,000円分ポイントプレゼント
入会費・年会費永年無料
エポスカードの入会キャンペーンなど詳細は下記にまとめています。
Revolutカード
※スタンダードプランの場合
Revolut(レボリュート)はイギリス発の金融サービス。アカウント1つで送金・両替・支払いができます。
ユーザーは世界で3500万人以上。最大の特徴は、手数料無料で両替・支払いできる点です。
外貨両替や海外決済すると発生する手数料。Revolutは為替市場時間内(月曜8:00〜土曜7:00)に両替すると手数料はかかりません。
また、事前に外貨両替しておくと、海外でカード決済を利用しても手数料無料。現地通貨も無料で引き出せます。
両替時間や金額に気をつける必要はありますが、手数料を抑えたい人にピッタリのカードです。
Revolutの詳細はこちら↓
Revolutはヨーロッパ赴任後の登録も可能
Revolutは国ごとにアカウントが用意されています。
ヨーロッパでの利用をメインに使いたい方は、赴任後のアカウント登録がおすすめです。
ヨーロッパで登録すると、オンラインバンキングとして利用できます。日本のアカウントにはないキャッシュバックや口座振替の利用も可能です。
▼キャッシュバックの一例(Amazon)
上記の場合は、Revolut経由で現地のAmazonを利用すると、次回の買い物に使えるポイントが貯まります。
その他、直接割引を受けられる場合もあるので、よりお得に買い物したい人におすすめです。
日本のアカウントとの違いはこちら↓
日本→海外がお得
海外→日本がお得
通常、ヨーロッパの銀行口座を開設する場合は、銀行員と直接話して本人確認します。
しかし、Revolutは必要ありません。全てオンラインで完結。英語が苦手でも安心です。
ちなみに、アカウントは一人1つまでとされています。
\手数料を抑えた支払い/
登録最短3分(無料)
楽天カード
※スタンダードプランの場合
楽天カードの魅力は、ポイント還元率です。
楽天カードで支払いすると、100円で1円相当の楽天ポイントが貯まります。
また、「MasterCard」を選ぶと、手数料無料でRevolutアカウントにチャージできます。
日本でRevolutアカウントを発行した場合に限りますが、チャージでポイ活も夢ではありません。
楽天カード(Master)でRevolutにチャージした分もポイント対象でした!これは嬉しい。クレカの海外事務手数料は上がる一方だし、これからも重宝しそう☺️ pic.twitter.com/1sl9V2JzWA
— 旅するフリーター (たびフリ) (@tabi_furi) July 13, 2024
唯一のデメリットは、セキュリティーが高すぎる点です。
安全に使える点は嬉しいのですが、セキュリティーが高すぎるゆえ、ヨーロッパでは利用できない場合もあります。
筆者は数回利用できなかったことがあるので、それ以来は 一時帰国した際に利用してます。
実際に貯めたポイント↓
貯まったポイントは、支払いにあてたり、ANAのマイルに変更も可能です。
予備カードや一時帰国時の支払いにおすすめします。
\新規入会&利用で5,000ポイント/
入会費・年会費永年無料
海外赴任前にしておきたいクレジットカードの手続き3つ
クレジットカードに登録している住所を変更する
1つはクレジットカード情報に登録する住所変更です。
カード会社からのお知らせや新しいカードが届いた時のために、実家などの家族がいる住所に変更しておきましょう。
家族に受け取りを依頼できるので、安心です。
有効期限が近いカードは更新手続きをする
2つめはカードの有効期限です。
今もっているカードを引き続き利用する場合は、有効期限をチェックしておきましょう。
更新カードの受け取りは登録している日本の住所のみです。
海外赴任中に有効期限が来る場合、コールセンターなどに連絡を入れると、有効期限前であっても更新できる場合があります。
海外赴任前に更新を済ませておくと、海外移住先に新しいクレジットカードを持っていけるので、安心です。
カード利用明細はWEB明細に変更しておく
最後は利用明細です。
カードの利用明細をWEB明細にしておくと、ネットさえあればどこでも明細をチェックできます。
Web明細は費用がかからず、郵便物も届きません。
カードを利用する本人にとっても、郵便を受け取る家族の負担を減らすことにも繋がって、一石二鳥です。
海外赴任のクレジットカード選びでよくある質問
ここでは海外赴任のクレジットカード選びでよくある質問をまとめました。
タップすると回答をチェックできます↓
海外在住者になると日本のクレジットカードは使えない?
転出届を出して住民票を抜いた場合は、使えなくなるかもしれません。
というのも、クレジットカードに紐づく「銀行口座」を解約しないといけなくなるからです。
日本の銀行口座は、日本居住者に限定されている場合があります。
住民票を抜くと非居住者となるので、銀行によっては口座を解約する必要があるでしょう。
ただし、非居住者でも維持できる銀行があるのも事実。
住民票を抜いた後も日本のクレジットカードを安心して使い続けるたには、銀行口座の手続きを忘れずにしておきましょう。
詳しくは「維持できる銀行口座6選」をご覧ください。
VISAとMastercardどっちが良い?
どちらも使えまずが、個人的なオススメはVISAです。
国際ブランドごとによって受けられる優待が異なるのですが、VISAの方が豊富だからです。
それぞれの違いを知りた方は公式サイトをご覧ください。
ちなみに、世界ではVISAを使っている方が多いとの調査もあります。ご参考までに。
ヨーロッパでクレジットカードを作るなら?
ヨーロッパのクレジットカードは国ごとにおすすめが異なります。
現地の言葉か英語で検索してみてください。
ちなみにドイツですと、クレジットカードより銀行のデビットカードの支払いが多い印象です。
海外赴任前にヨーロッパでの支払いに備えよう
今回はヨーロッパ赴任におすすめのクレジットカードと注意点を開設しました。
ヨーロッパ赴任におすすめのカードは以下の3枚です。
※送料500円〜
2,000ポイント
5,000ポイント
※スタンダードプランの場合
日本のクレジットカードを持っておくと、思わぬ出費に備えられます。
銀行口座など条件がありますが、クリアできる方は今のうちに海外赴任に備えておきましょう。
迷う場合はエポスカードをおすすめします。
「カード持っててよかった!」
海外移住後に利用したときの感想です。
年会費は無料のため、持っておいて損はありません。とりあえずの発行もOK。
カードが手元に届くまでに1週間ほどかかるため、今のうちの申し込みをおすすめします。申し込みは最短1分で可能です。
\オンライン申し込み限定/
2000円分ポイントプレゼント
入会費・年会費永年無料