ドイツ鉄道の予約方法を在住者が解説！予約は必要？チケットの買い方は？

「ドイツ鉄道って予約、必要なの？」
「予約したいけど英語だから不安だな…」

ドイツ国内に路線を巡らせているドイツ鉄道「DB」。都市間の移動はもちろん、ちょっとした移動にも便利です。

とはいえ、公式サイトは日本語非対応のため、検索から予約まで英語でする必要があります。

英語版があるといっても、100％英語に対応していないのも事実。

英語版でも駅名はドイツ語のみ対応、かつドイツが混ざってる…⁉︎

特に「行き先を間違えて予約してしまった」「予約できていなかった」というのは避けたいですよね。

そこで今回は、ドイツ鉄道の予約方法を徹底解説します。

当記事を読むと安心してチケットを予約できて、ドイツ旅行を楽しめますよ。ぜひ参考にしてください。

そもそもドイツ鉄道の予約は必要なのか？

結論、利用するチケットによって異なります。

日本と同じで、地下鉄や乗り放題チケットなどは固定料金です。直前に購入しても問題ありません。

ただし、新幹線などの長距離列車は価格が変動します。特に直前予約は値段が通常の2～10倍になるのが一般的。

スケジュールが決まり次第、早めの予約がおすすめです。

ドイツの新幹線（ICE・IC/EC）は座席予約なしでも乗れます。

ただし、個人的には座席予約をおすすめします。 ドイツの電車は自由席と指定席が分かれていないからです。

特に旅行シーズンは予約されていない席を探すのが大変、といっても過言ではありません。

車内の通路にも人が立っているほど、混んでいる場合もあります。

1時間ほどなら我慢できるかもしれませんが、大きいスーツケースを持ちながら、慣れない国での電車移動となると、疲れるでしょう。

快適に移動したい場合は、座席予約がおすすめです。

ちなみに筆者も毎回予約してます。値段は5.20ユーロ（約800円）から。

座席予約方法は後述していますので、参考にしてください。

ドイツ鉄道での予約といっても、チケットの種類によって予約方法が異なります。

チケット別の予約方法を解説します。

ちなみにドイツ鉄道のアプリもありますが、当記事ではおすすめしていません。

アプリから購入しようとした際にうまく機能せず、お金だけ引き落とされた経験があるからです。

経験上、公式サイトからの購入はうまくいっていますので、ご安心ください。

新幹線（ICE/IC/EC）の予約手順は以下の通りです。

公式サイトにアクセスして、チケットを検索します。

駅名の頭文字を入力すると、候補が表示されます。大きな駅は「都市名＋Hbf」です。

例えば、ミュンヘン中央駅は「München Hbf」。

検索条件を絞り込みする場合は、下記の項目を設定します。

検索結果が表示されるので、詳細をチェックします。

中でもチェックしておきたいのが乗り換えの有無と混み具合です。

下記の場合は、乗り換え１回＋そこまで混んでいないことがわかります。

混み具合も座席を予約するかどうかの判断基準になりますよ。

キャンセルしない場合は、一番安い「Super Sparpreis」がおすすめです。

座席予約はICEと ICのみ、自分で指定できます。航空券と同じで車両と座席が表示されるので、希望の席をタップしてください。

会員登録の有無を選択します。

迷ったら登録をおすすめします。

登録しておくと、マイページでもチケットを管理できるので、安心です。

２回目以降の購入も、必要情報入力の手間が省けます。

退会はいつでもマイページから可能。「Delete accout」をタップするだけですので、ご安心ください。

支払い情報を入力して決済を終えると、予約完了です。

入力したメールアドレスにチケット詳細（PDF）が届きます。

ドイツ鉄道には乗り放題チケットあります。

• 1日乗り放題チケット
• ババリアチケット(ミュンヘン周辺旅行に◎）

乗り放題チケットの購入方法は下記のとおりです。

公式サイトにアクセスして、乗り放題チケットを選択します。

利用日・利用人数を選びます。人数は年齢ごとに選択可能です。

会員登録の有無を選びます。

 迷う場合は、登録ありをおすすめします。

登録しておくと、マイページでもチケットを管理できるので、安心です。

あとは、支払い方法を選んで決済を済ませるのみです。 

チケットは登録したメールに送られてきます。

なお、一日乗り放題チケットはICEなどの高速列車は対象外です。

乗車できる電車を検索する場合は、下記のように絞り込みすると楽ですよ。

ドイツ鉄道公式サイトで出発地・目的地、日時を入力後、「Mode of transport」を選択。

利用できる電車を使った経路が、表示されます。

乗り方は日本とほとんど変わりません。 

当日、駅にある電光掲示板で乗車する電車の「番線」をチェックします。

ドイツの電光掲示板はこんな感じです↓

「Gleisの番号＝番線」です。

ドイツ鉄道公式サイトでも確認できますが、直前に変わる場合もあるので、電光掲示板でのチェックをおすすめします。

ドイツには改札がないため、乗車する電車が来たら、そのまま乗ってOKです。

代わりに車内でチケットコントロールがあります。

ない時もありますが、チケットチェックが来た場合は、購入したチケットのQRコードを見せてください。

駅員がQRコードを機械で読み取って、有効かどうかをチェックします。

場合によっては、身分証明証の提示が求められる場合もあります。パスポートを提示してください。

予約席の探し方は、シンプルです。

事前に車両番号と予約席がわかっているので、乗車前に車両の停車位置をチェックするのみです。

車両の停車位置は駅の電光掲示板でわかります。※駅によって表示されない場合あり

予約した車両番号から「だいたいこの位置だな」と思うアルファベットをチェック。

駅構内にアルファベットの表示があるので、その付近で待っていると、予約席にすぐにたどり着けますよ。

乗車後、予約席の番号を探します。

座席番号と一緒に乗車区間が表示されているのが一般的です。

ドイツ鉄道の予約方法は実は公式サイトだけではありません。

他の2つあります。

「公式サイトで予約したい」
「乗り放題チケットを購入する」
「ICEやICの座席を指定したい」

という方はドイツ鉄道公式サイトでの購入がおすすめです。

しかし、安さを重視するなら他サイトでの予約をおすすめします。

なぜか？　クーポンが用意されているからです。

クーポン利用で、手数料無料どころか、公式サイトよりも安く予約できるようになっています。

▼価格比較はこちら

また、ドイツ鉄道のサイトは日本語・日本円決済に対応していません。日本発行のカードが弾かれるケースもあります。

その点、Trip.comやOmioは日本語・日本円決済可能。

英語を調べる必要はありません。日本円でいくらか、計算する必要もありません。

「公式が一番でしょ！」

と一蹴せず、自分にぴったりのサイトを選んで予約するのがベストです。

割引クーポン情報は下記にまとめていますので、参考にしてください。

 なお電車の乗り方はどこで購入しても同じです。知りたい方は「電車の乗り方」にまとめています。

今回はドイツ鉄道の予約方法を解説しました。

ドイツ国内を快適に、かつ必要を抑えて移動するのにピッタリな電車。

自分にベストな予約サイトを選んでドイツ旅行を楽しんくださいね。

どこで購入するか迷う場合は、公式サイトをおすすめします。