こんにちは、ドイツ在住のネコポンです。
突然ですが、「ドイツ生活つらいなぁ」と悩んでいませんか。
ドイツにくる前はキラキラしたイメージがあったのに、現実は「つらい」と感じる日々…
ドイツでは日本で想像できないことがたくさん起こりますよね。筆者も初めてドイツに来た時は、普通に生活するだけも大変でした。
むしろ大変すぎて、
「なんて自分はダメ人間なんだろう」
「ドイツに来なければよかったかも」
とさえ思った時もあります。
「辛い」と思っているのはあなただけではありません。ドイツに来た方は少なからずあなたと同じような体験をしているものです。
そこで今回は筆者がドイツに来て大変だったことや乗り越え方をお届けします。少しでも励みになれば幸いです。
こんなこと起こる⁉︎?ドイツ生活でつらかった出来事&失敗談
ここでは筆者がドイツに来てつらかった過去(黒歴史)を紹介します。
渡独した日から今までの出来事を5つピックアップしました。
初日のドイツで
ドイツに住んでいる方の中で一番多い悩みが「言語」だと思います。
英語ができても、ドイツで生活するにはドイツ語が必要ですよね。
筆者は恥ずかしながら、英語もドイツ語もできずに渡独してしまったうちの一人です。
初ドイツ。空港から乗ったICEがいきなり悪天候で止まるという大ピンチに。
今では笑い話ですが、当時の自分はめっちゃ焦りました。
よくわからない場所で3時間、車内に取り残される…
- 言っていることがわからない
- 言いたいことも言えない
- 緊急時のアナウンスはドイツ語のみ
ドイツに来て早々、「なんでドイツ語勉強してこなかったんだろう」と後悔しました。
言語がわからないので、周りの乗客の動きを見て待機。
5時間ほど遅れて目的地に着いたので良かったですが、ドイツに来て初っ端からメンタルやられました。
恐怖の買い物
言語ができないので、当然、買い物も大変でした。
長ネギだと思って買ったPoree↓
ボディークリームだと思って買ったボディーソープ「Duschgel」(ややこしすぎッ)
今はほぼどのスーパーでも会計額が表示されますが、当時はなかったので必死のリスニング。
買い物に行くのすら怖くなって、パスタとチョコを大量買いして引きこもった時もありました。
ビザを求めて
ドイツでの手続きされた方がご存じだと思いますが、ビザ発行や住民登録って大変ですよね。
予約しても2~3ヶ月後。
しかも、担当者によって言っていることがコロコロ変わる。
そこで「他の人に〇〇って言われたから」と伝えようとするも、語学力不足に落ち込む自分。
問い合わせしても返ってこなかったり、返ってきても数週間後だったり。
仮ビザの有効期限が切れそうになって、「もうちょっと働いてくれ」と心の中で思ったこともあります。笑
逆に日本での手続きがどれだけ素晴らしいか実感したものです。
切符チェックのゆくえ
また電車エピソードで申し訳ないですが、電車のチェックにあって一度、電車降ろされたことがあります。笑
学校からもらった学生定期券を握りしめて一人で乗車。
なんと噂で聞いていた「切符チェック」に遭遇してしまいます。
定期券を早々に準備。いざ見せるも、「身分証明書は?」と聞かれて唖然。
……なぜなら、持っていなかったからです。
案の定、「次の駅で降りて」と言われて降ろされました。
身分証明証の携帯が必須なんですね。
時期も時期でビザ発行中。唯一の身分証明証「パスポート」を家に置いてくるという失態。
何とかうる覚えの学生番号を告げて、その場を逃れたので良かったですが…海外の電車は色々とエピソードが生まれますね。
駆けつけサービスはどこに?
ここ最近の出来事なんですが、上の階から水漏れが発生しました。
しかも水漏れしたのが、一番避けたい日曜日。
ホットライン(日本でいう「クラシアン」みたいなサービス)に電話。
ドイツ在住の方はお察しだと思いますが、何日後に来たと思いますか?
1日経ってもこない。(まぁそうだよね)
その後、2回くらい電話。(何回電話すればいいの?)
やっと来たのが水漏れ発生から2日後でした。(これでも早い方?笑)
自分ではどうにもできないこともあります。
もうここまでくると肝が据わって「来てくれただけで有難いわ」と思えるようになりました。
ドイツ生活がつらくても落ち込む・自信をなくす必要なし
つらい出来事を全て書いたら1冊の本ができそうなので、このくらいにしておきますが、上記のエピソードはほんの一部です。
あなたと同じような経験をしている人は必ずいます。きっと筆者もそのうちの一人です。
決して落ち込んだり、自信をなくす必要はありません。
むしろドイツに住んでいるだけでもすごいことだと思います。
今つらいことがあるにせよ、過去につらいことがあったにせよ、今こうしてドイツで生活しているからです。
もちろんつらい時はつらいですし、逃げたくもなります。
でも、つらい出来事があるから、人は成長できるし、強くなれるのではないでしょうか。
例えば、
ドイツ語できない
↓
悔しい(しゃべれるようになってやる!)
↓
勉強する
↓
少しレベルアップ
みたいなイメージですね。
最初からできる人はいません。失敗を恐れず、一歩ずつ行動して、つらさを楽しい思い出に変えていきましょう。
ドイツ生活がつらい時の乗り越え方
とはいっても、つらい時はつらいものです。
個人的にやって良かったのは「辛い」と考える時間をなくすこと。
ドイツは日本に比べると、良い意味でも悪い意味でも暇な時間が多いです。
日曜日、気軽に買い物できませんよね。グルメもそんなにない。
旅行も頻繁には行けないでしょう。
以下では一人でもできる、かつお金をあまりかけずに今すぐできる方法を3つ紹介します。
参考にしてさっそくチャレンジしてみてください。
日本のテレビを見て思いっきり笑う
日本のテレビで気分転換する方法は全員におすすめです。
「つらさ」を忘れて、楽しいひとときを過ごせます。
例えば、月曜から夜更かし、アメトーーク、世界の果てまでイッテQなど。
「日本のテレビってどうやって見るの?」
「ドイツだとみれないよね?」
日本のテレビは「Tver」を利用すると無料でみれます。
海外からみるためには、Nord VPNなどのVPNが必要ですが、初回は30日間無料で使えます。
ともあれ、笑って楽しい時間を過ごしましょう。
関連記事 》Tverを海外からみる方法
本を読んで知識をアップデートする
知識は人生を豊かにしてくれます。
例えば、前述したキャッシュバック。Nord VPNのベーシックプランを2年契約すると、2024年5月現在「83.43€」です。
キャッシュバックを知らない場合は83.43€の支払いですが、revolutを知っていると3%キャッシュバックで実質「76.79€」で利用できます。
キャッシュバックを知っていると、6.64€節約できるのです。
たったの6€かもしれません。でも6€もあれば、ちょっと贅沢したり、外食したり、食費の足しにできる金額ですよね。
ではどうやって知識を得るか?
一番簡単なのは「読書」です。
ドイツ語で読むのもよし。
ドイツ語で読むのが大変な場合は、日本語で読むのもよし。
筆者はいつも日本語で読んでます。(ドイツ語の本は単語を調べるのに精一杯で、内容が頭に入ってきません)
ちなみに日本語で読みたい方は、Kindleがオススメです。
知識をアップデートすると、辛いことも楽しく感じられるかもしれません。
映画・ドラマ鑑賞する
疲れた時にオススメなのが、映画やドラマ鑑賞です。
映画館に行ったり、家でNetflixを見たり、ドラマや映画から元気をもらえる場合もあります。
もちろん映画館やNetflixをはじめとした動画配信サービスはコストがかかりますが、一人でも気分転換しやすいです。
初回は30日間無料
※映画館などによって異なります
2024年5月時点
個人的にオススメなのはNetflixです。
他と比べると作品数が圧倒的に多いので、「もう見るものがない!」と悩むことはありません。
ちなみにドイツのNetflixでも、呪術廻戦や鬼滅の刃など、日本のアニメや作品も見れます。
Amazonプライムは初回30日間無料で利用できますが、正直、ドイツのPrimeビデオは課金しないとみれない作品が多いです。
あまりオススメできません…
ともあれ、ドラマや映画の力をかりて気分転換するのも一つの手ですよ。
ドイツ生活が辛い時は楽しむ時間をつくろう
ドイツで生活していると辛い時もあると思います。
辛い時は楽しい時間を過ごしましょう。
今回紹介した方法はこちら↓
雨はいつか止むように、辛いエピソードもいつか笑える時が来ますよ。
少しでもドイツ生活が楽しくなることを願っています。